1967-09-08 第56回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
これだけの人が帰りたいということでありますので、これはまだ協定期間内でございますので、いままでの配船ではとても帰り切れぬですから、その配船要求をかねましていまモスクワで両赤十字社同士が話し合いをいたしておるわけでございまして、現行協定におきます配船の数をふやしてくれるというふうに北鮮側が踏み切ってくれれば、これは協定期間内にこの方を全部お帰しする、そういうことができるわけでございます。
これだけの人が帰りたいということでありますので、これはまだ協定期間内でございますので、いままでの配船ではとても帰り切れぬですから、その配船要求をかねましていまモスクワで両赤十字社同士が話し合いをいたしておるわけでございまして、現行協定におきます配船の数をふやしてくれるというふうに北鮮側が踏み切ってくれれば、これは協定期間内にこの方を全部お帰しする、そういうことができるわけでございます。
これにつきましては、なるたけ中共側並びにソ連側から、集団引揚の配船要求がございました場合におきましても、これに対処するだけの準備は常にとられておるわけであります。現在御承知のように約一万トンの高砂丸を常に舞鶴港に繋留いたしております。従いましてこれは要求がございますならば、いつでもこの配船ができるような状態になつております。
その後命懸けの脱出というものが若干ございましたけれども昭和二十四年、昨年の九月、千百二十七名の邦人がソ連の配船要求によつて大連地区から帰つたことは御承知の通りでございます。
先般総司令部から発表がありました通り、配船要求がありまし七、ナホトカより明優、信濃両船にて約四千の同胞が帰国して参りますので、舞鶴に委員を派遣いたしまして、現地の状況及び残留者数等について調査をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○倭島政府委員 十一月後半のソ連地区からの引揚げの配船要求がちようどきのう来たところでありますが、現在までの引揚げの数字を申し上げてみようと思います。 今年六月下旬から始まりまして、十一月の上旬までの数字でございますが、大連からこの期間において二千八百六十一名帰つておりますが、そのうちで軍関係が二百六十一名、残りの二千六百名が一般邦人であります。
引揚船は、ソ連からいつ何千人を帰すからという配船要求があつて、総司令部から日本政府にさらに命令が出まして後に出航するのでありますが、このときは、必ず要求以上の人員を收容し得るだけの船舶に、実際所要量のいろいろな食糧などをほとんど倍数も積んで、迎えに行つておるような次第であります。
しからば總司令部はこの配船をいかなる状況において行つておられるかと申しますと、ごく最近の四箇月間、すなわち七月、八月、九月、十月の四箇月間をとつて申し上げますと、ソ連側から七月において送還を通報し船を要求してきたのは、五萬二千三百名に對する配船要求であります。これに對して最高司令官は五萬九千人分の配船をしております。實際にその船に乘つた數は四萬六千五百八十四人であります。